ピアノに心奪われた男のブログ

初めて触れたピアノがSTEINWAY → 一瞬で心奪われバイエルから始めた男のブログ

亡き王女のためのパヴァーヌ

失語症に陥った晩年のラヴェル、作曲者本人が「この曲は美しい、誰の曲か?」とコメントした逸話が残る名曲。約100年前に生まれた曲ですが、140年後を生きている私にも美しく響いています。

ショパン 舟唄 が夢目標であるならば、この亡き王女のためのパヴァーヌは手が届く目標。しかし、今のインベンションを終えて、次のシンフォニアを学んでいかないと、まともに弾けないだろうと思っています。音を鳴らすだけなら、丸暗譜でどうにでもなりますが…何度聞いてもため息が出る美しさ。

ちなみに曲の解釈的に、辻井伸行さんの演奏が一番好きです。舟唄はおこがましくもツィマーマンと辻󠄀井さんのミックスを脳内で再生。